究極のレバレッジ 【リストビルディング大百科】
非常に簡単な話しですが、先ほども言ったように、
僕らの給料は、「働いた時間分」ではなく、「出した結果分」です。
つまり、短い時間と少ない労力で、大きな結果を出すことが出来たなら、
結果的に、給料が爆発的に増え、分不相応なほどのお金を得ることが可能になります。
ということです。
1の時間と努力で100の結果を出すには、100倍のレバレッジを利かせる必要があるということです。
もしも、徹底的に楽をしたいなら、徹底的にレバレッジを利かせることです。
では、具体的に僕らは何をすればいいでしょうか?
どうすれば、自分の時間と労力に大きなレバレッジを利かせることができるのでしょうか?
答えは簡単です。
です。
要するに、
「インターネットを正しく理解して、使え」と。
インターネットは究極のレバレッジ装置です。
僕らの時間と労力を無限に増幅させるツールなのです。
例えば、「メルマガ」は、非常にレバレッジ率の高いシステムです。
なぜなら、読者が集まれば集まるほど、同じ時間と労力で行っている「メルマガを書く」
という作業の結果が大きくなるからです。
100人が読んでいるメルマガを書くのも、100万人が読んでるメルマガを書くのも、
作業時間と労力は、全くと言っていいほど変わらないのです。
しかし、もたらされる結果はまるで違う。
読者が多いほど、レバレッジが利いているということで、
当然、短い時間と労力で、何百倍もの売上が発生することになります。
「なんだ、メルマガの
話しか・・・」
こんなことを少しでも考えているなら、それは大きな間違いです。
僕が言いたいことは、「メルマガは儲かる」みたいな、
脳みそが腐ったようなくだらないことではありません。
「メルマガ」とはレバレッジ装置の一部である、ということです。
メルマガがあっても読者がいなければ意味がありませんし、
読者を集めると言っても、手作業で1人1人をSNSなどで
勧誘していては、何十年かかっても、大したレバレッジを
手に入れることはできません。
メルマガは、「情報を届ける」という目的を効率的に行うための
「レバレッジ」(てこの原理)であり、 あくまでも、それ単体では何の意味もない、ただのシステムなのです。
もっと大きな視点で、「インターネット」をレバレッジ装置として使うのです。
1つは、情報発信の手段としての「メルマガ」でした。
では、僕らが実際に、他にどんなことにレバレッジをかけているのかと言えば、
大きく分ければ残りは5つです。
合計6つにレバレッジを利かせることによって、
僕らは徹底的に「楽に」自分たちのビジネスを拡大、進化させてきたのです。
以上の6つです。
それぞれを詳しく解説している時間もスペースもないので、ザックリとお話ししますが、
僕らが楽をするためには、この6つの要素の徹底的な効率化が必要だと言うことです。
ソーシャルメディアを活用して、普段接点を持つことが出来ないような人との接点を作ったり、
メルマガで情報伝達を効率化したり、公式サイトを作って、活動内容を掲載して、ブランディングに使ったり、と。
メディアを徹底的に使い倒して、自分の存在や、ビジネスの存在をより多くの人に知ってもらうための、
「接点」を作るわけです。
そして、「コンテンツにレバレッジを利かせる」とは、そもそも、コンテンツというのは、作ってしまえば
永遠に残るもので、WEBに公開してしまえば、どこからともなく 誰かがそのコンテンツにアクセスして、
こちらのビジネスに興味を持つキッカケとなります。
コンテンツビジネスだとすれば、商品も、セールスレターも、
メルマガも、ブログの記事も、全てが「コンテンツ」です。
コンテンツは作れば作るほど、勝手に見込み客を集めてくれるようになりますし、 インターネットは情報(コンテンツ)の集合体ですから、コンテンツがなければ、 誰にも知られることはないということです。
WEB2.0とは、「シェア」の時代であると表現されていますが、そもそも、シェアされるものは「コンテンツ」です。
コンテンツがそこになければ、シェアも起こらないし、
誰もあなたのビジネスに興味を持たないのです。
だからこそ、コンテンツを大量に作り、コンテンツが一人歩きするようにすることが必要です。
コンテンツが、 一人歩きを始めれば、かけた時間と労力の何百倍もの効果を上げてくれるのです。
同じように、「コンセプト」をより強く、心に響くものにすれば、シェアも爆発的に増えて、
集まったアクセスを高確率でファンに変化させることが可能になります。
お金や人を使って、広告を出したり、外注に出したりすることで、これもまた時間と労力の短縮となり、
出来上がったものをしっかりと生かすことさえ出来れば、かけたお金以上のリターンが得られるということです。
さらには、ビジネスの構造自体をシステム化してしまえば、ステップメールなどで自動的にフォローしたり、
セールスをしたり、最初の「設定」さえ時間と労力をかければ、後は半自動で回り始めます。
これらのレバレッジを利かせることによって、メディアがあり、コンテンツがあり、心に響くコンセプトがあり、
システム化されている、という状態を作り出すことが出来て、「口コミ」という、インターネット最大の
集客効果を誇る現象を意図的に起こすことが可能になります。
なんとなく、6つの要素にレバレッジを利かせるという意味が理解出来たでしょうか?
文字通り、徹底した効率化です。
1の努力で100の結果を出すためには、
もちろん、「短期的で、目先の利益に囚われた考え方」では、無理です。
これは非常に重要なマインドセットですが、短期的に見れば、ビジネスとは損をするものです。
サラリーマンの時給とは違い、働いても結果が出なければ、永遠に報酬は0円なので、
短期的に見たら、絶対に儲からないのです。
例えば、時給1000円の仕事を1日7時間、月の20日間やったとすれば、月給は14万円になります。
働けば、働くだけ給料がもらえます。
しかし、経営者は、1ヶ月寝る間も惜しんで働いても、売上が0円なんてことがザラで、むしろ、
短期的には儲からない仕事の方が多く、そして重要なのです。
短期的には儲からないけど、しっかりとレバレッジを利かせることが出来れば、長期的に見れば、
めちゃくちゃ儲かるのが、正しいビジネスのやり方です。
図にして説明するとこのようになります。
正しいレバレッジの利かせ方をすれば、最初は多くの労力がかかりますが、時間の経過とともに
やることはどんどん減って行き、儲けは逆に増えて行くということになります。
これが、「レバレッジ」を意識して行動した時の結果です。
逆にレバレッジを意識せずにやるとどうなるのか?
儲けは増えても、かかる労力は変わらないどころか、
逆に増え、自分や会社の持てる労動力以上の売上を出すことが出来ません。
要するに、直ぐに頭打ちになるということ。
そして、これを無理に成長させようとすると、人員が必要になり、人を雇うことによって、人件費と事務所の
家賃、また、諸々の設備費が経費として上乗せされ、売上は増えても、利益は大して増えないという状況を
招きます。
さらには、このようなレバレッジの利かないビジネスの場合、不況や売上不振に陥ると今度は、
毎月の固定費に圧迫され、社員の大量解雇、あるいは、倒産と言う事態を招くことになります。
自分自身の時間も労力も削られる上に、大きなリスクまで背負うことになる。
さらに!
